処分場・汚染土壌
自然流下型漏水検知修復システム
二重シートの間に耐圧縮性に優れた排水材を敷設し、遮水範囲を300~50m²ごとにブロック化します。
各ブロックには少なくとも1箇所の検知管を設置し、検知管を自然流下する浸出水の有無によって漏水の発生を確認します。また、確認方法として目視による方法があります。
詳細情報
特長
破損の早期発見が可能
遮水シートに破損が生じた場合、漏水が検知管を通って検知ピットに流入するため、破損の有無を迅速に把握できます。
下層遮水シートへの負荷を軽減
上下の遮水シートがともに破損した場合でも、中間層へ浸入した水は中間排水層を流れて検知管から排水されるため、下層遮水シートに水圧がかからず、基礎地盤への浸透を防ぎます。
埋立完了後でも補修が可能
破損部の補修は、検知ピットから中間排水層へ補修材を注入することで実施でき、埋立完了後でも確実に修復できます。
電気設備不要でランニングコストを低減
自然流下方式を採用しているため電気的故障の心配がなく、竣工後の維持管理コストを抑えられます。
構造
本システムは、上下の遮水シートで構成されるダブルライナーシステムと、その間に配置する漏水検知修復体から構成されています。
漏水箇所を特定するため、遮水範囲をブロックに分割し、各ブロックの下層部から検知管を接続して浸出水の有無を確認します。
漏水が確認された場合は、検知管を通じて流出水をモニタリングし、漏水が発生しているブロックを特定します。
必要に応じて、検知管から注入材を投入することで遮水機能を修復できます。
漏水検知修復体は、表面の短繊維不織布と、中間層の立体エンボス加工を施した高密度ポリエチレン(HDPE)で構成した複合材で、上載荷重に対して優れた耐圧縮性能を備えています。
損傷検知までの流れ
遮水シートに損傷が発生した場合、システム画面上に損傷位置の情報(埋設された測定電極名および座標)が表示されます。
表示された位置情報をもとにボーリング孔を設け、アスファルト系やシリコン系などの補修材を注入して修復します。 補修後は、再度検査を実施し、健全性を確認します。
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